番外札所

ざいさん

財産ですか？


自分自身です。





て言ってみたい。

本郷短歌会「海星」

うかうかしているとまた更新がおろそかになるので、
先週火曜日の本郷短歌会に出した短歌を。

題詠

　砂浜に海星一匹うちあげで浜が波濤に隠れてをるよ　　八十八

自由詠

　はつなつの野にはつなつの水溢れわたしを離るるわたしがひとり　　八十八


うーん、自分的にはどちらももうひとつ。いや、もうふたつ。

ちなみに、翼さんが間違えて「クラゲ」の歌を出詠されていましたが
私もついつい「クラゲ」って読んじゃうんですよね、「海星」の字。


次回の短歌会については本郷短歌会のHPへどうぞ。

...と思ったら更新されてないですね。
４月の短歌会は以下の通りです。

日：4月14日(火)
時：18：30〜
場：ルノアール本郷三丁目店
二：『白糸』にて

題詠一首、自由詠一首、合計二首出詠。
題は『横浜』。
必ず前日までに管理人宛メールにてご出詠のこと。

週刊俳句 第100号 より

前回の日記の続きです。
８句ほど好きな句を選ばせて頂きました☆


「かわいい」の部

　マカロンのぽろぽろこぼれ春ですよ　中嶋憲武

　ロボットにマフラーを巻く女の子　神野紗希

　あそび女のやうにおたまのひるがへる　菊田一平

　七曜をたゆたふ春の金魚かな　さいばら天気


「かっこいい」の部

　しんじつの闇食ひ尽くす花の闇　仲　寒蝉

　つちふれり長い話のをはるころ　鴇田智哉

　口という穴覗かれて三鬼の忌　津田このみ

　お水取赤子に火の粉降りそそぎ　小池康生

週刊俳句 第100号

しばらく更新滞っておりました。スミマセン。

ということで
週刊俳句 100号到達！
おめでとうございます☆

八十八も俳句と短文を書かせて頂きました。

もっとたくさんの人が参加しているのかな
と思ったら案外そうでも無くて、ちょっとビビっております。

折角なので好きな句をいくつか
ブログに書かせて頂こうかと思っているところですが、
それは次回に。

遅牛

明けましておめでとうございます！
今年もよろしくお願い致します ♪

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写経用に友人から書道セットをお借りしており、
折角なので今年は書初をしてみました。

「遅牛早着」なる造語と、
墨が余ったので書いた
「和顔愛語（わげんあいご）」 。
愛のバランスが悪いな。

今年の抱負として丑年になぞらえ、
「遅牛早着」という言葉を創ってみました。
意味は文字通り「遅キ牛 早ク着ク」。

「早着」がちょっとださいなぁと思いつつ、
別の言葉が思いつかなかったもので。
でも「遅牛」はいいでしょ♪

出典は勿論、十二支にまつわる逸話。
お釈迦様の招集により動物たちが新年の挨拶に来ることになった。
足が遅い牛はそれを見越して早めに出発し、みごとに二着。

自分の能力なんて、牛の遅い足のようなものだけれど、
ちゃんと自分を見つめて、然るべき努力を怠らなければ、
必ず物事は達成できる。
そんな気持ちを込めてみました。

お釈迦様レースの一着は
背中にちゃっかり乗っていたネズミに横取りされちゃったけど、
きっと牛は怒らなかったのじゃないかな。
その辺りの余裕もいいんじゃないかと。