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2007年 05月 15日
「十二音技法」が俳句を滅ぼす!?
青の会バーベキュー楽しかった〜♪
の日記を書こうと思っているスキに何やら波紋を呼んでいる「十二音技法」。 話題の記事は→ こちら(週刊俳句・遠藤治さん) 青の会ではこの技法で俳句を作って句会をやっているわけで、 とても気になる記事です。 私は批評めいたことは書けませんが、 指導を受けている(?)初心者側の目線で、「感想」を述べてみようかと。 飛び地君に続け! ちなみに私は十二音技法から入ったわけではないです。 ---- まず、いつも青の会で俳句を楽しませて頂いている身としては、 遠藤さんの記事の内容は、はじめ、ピンときませんでした。 これは私の勝手な思い込みですが、 青の会形式で俳句に触れて 俳句や句会の楽しみを知った人は、 自然な流れとして ・今度は季語を真ん中に入れて読みたいっ! ・無期俳句とかにも挑戦したいっ! ・薔薇の会とか吟行とか、もっといろんな俳句の世界に触れたいっ! という考えになって行くのだろうと思っていました。 少なくとも青の会はそういった前向きな雰囲気に 満ちていると感じています。 青の会の「十二音技法」の扱い方がうまいということかな? THCのお二人に感謝♪ そんな感じだったので、記事を読んで ふーん、そうなのかなぁ? と首をかしげていたところです。 --- というわけで、「弊害」として遠藤さんが書かれている内容は、 私にはかなり極端に見えるわけですが (わざと極端に書いておられるのかな?)、 でもこの技法、扱い方を失敗すると、本当にそうなってしまうのかも。 おそらく、何事においても「完璧な指導方法」なんて無いわけで、 「十二音技法」もその一つ。 指導する側がどういう意図で「十二音技法」を利用するかが問題で、 ただこれさえ使えば良いってもんじゃないぞ! と遠藤さんは仰っているのかな、という気がしてきました。 ---- で、青の会ではうまくいっているんじゃないかと。 ---- 最後に十二音技法の有効性へ賛成票を一票。 私が初めて参加した句会は有馬朗人先生が来られる 東大の「本郷句会」でしたが、超緊張しましたし、 かなりハードルの高さを感じました。 覚悟を決めて参加して、みごとに0点をいただいたわけですが、 いきなりこれだと 畏れをなして来られない人もいるだろうと思います。 これに対して青の会形式だと、かなり気楽に参加できるシステムになってますね。 句会に来るのが怖いような人は俳句やらなくていい、 っていう人がいるかも知れませんが、それはちょっと淋しいなあ。 歌はプロだけ歌っていればいい、っていうのと同じに聞こえます。 あそっか、これは 十二音技法弁護 じゃなくて 青の会弁護 か。 ---- 何はともあれ、バーベキュー吟行楽しかった〜。 今度はダム吟行? 興味津々♪
by npapapapa
| 2007-05-15 22:51
| 俳句表現
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